牛久沼土地改良区の概要
本土地改良区は、県の南部に位置し茨城県南部利根川水系に開けた平坦な沖積平野で龍ケ崎市、河内町と利根町の3市町を区域とし、その面積は1,440haで標高5m程度の低地水田地帯からなり、牛久沼から取水する水田農業を中心とした県内を代表する穀倉地帯です。
管内の用水は、ほぼすべての地区が牛久沼を水源とする鶴舞揚水機場から牛久沼幹線用水路(延長11.3km)と川原代幹線用水路(延長5.7km)に分流し地区末端までを灌漑しています。
また本地区は5つの地区に分けられ、川原代地区は川原代1区機場によるパイプラインと川原代幹線用水路からの開水路により配水をし、論所排水路を経て新利根川に流下している。
馴柴地区は牛久沼幹線用水路から自然流下式パイプラインにて配水をし、排水は江川を経て新利根川に流下している。
龍ヶ崎地区は、牛久沼幹線用水路から開水路を使い自然流下により配水をし、排水は江川と論所排水路等を経て新利根川に自然排水している。
大宮地区は、牛久沼幹線用水路からの用水を利用し大正機場・論所機場・下佐沼機場、大徳・宮渕1区地区パイプライン各機場により配水して、江川・大正堀・論所排水路等を経て新利根川に自然排水している。
生板地区は生板北部機場と生板南部機場からパイプラインにより配水をし、排水は地区内の小排水路経て新利根川に流下している。
これらは、昭和45年から平成14年までの30年間の歳月を経て完成した県営かんがい排水事業や県営圃場整備事業等により整備しました。これにより用水の確保と水管理の合理化、及び水田地帯の湛水被害の解消が図られました。
なお現在、県営大徳・宮渕1区地区経営体育成基盤整備事業及び県営基幹水利施設ストックマネジメント事業を実施しています。その他、農地の流動化を推進するために農地流動化支援水利用調整事業を平成10年度から取り入れ平成16年度をもって完了しており、このシステムを利用することで関係機関や組合員に農地の情報等を提供することができるようになりました。
所在地等
所在地 | 〒301-0005 茨城県龍ケ崎市川原代町2640番地の1 |
電話番号 | 0297-62-0536 (FAX 0297-62-9547) |
受益面積 | 1,440ha |
受益地 | 龍ケ崎市 河内町 利根町 |
組合員数 | 2,233名 |
理事 | 8名 |
監事 | 5名 |
総代 | 40名 |
職員 | 8名(庶務課 会計課 賦課徴収課 工事課) |